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保育園申し込みの流れ完全ガイド!入園準備から手続きまで徹底解説

お役立ち情報2024年10月31日(木)
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保育園の申し込みは、親御様にとって非常に重要な仕事のひとつです。しかし、特に初めての方にとっては、どのように保活を始めればよいのか、どの書類を準備すればよいのか、申し込みから入園までの流れはどうなっているのかなど、疑問が尽きないことでしょう。

本記事では、保育園への申し込みの基本や流れ、そして用意すべき必要書類について詳しく解説いたします。保育園への申込を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

この記事のポイント
●保育園の申し込みの時期は、認可、認可外で異なる

●保育園申し込みや入園の流れ 

①自治体への相談 ②保育園の候補をピックアップ ③保育園の見学・空き状況の確認 
④必要な書類の準備 ⑤入園申し込み手続き・書類の提出 ⑥利用調整(選考)等 
⑦保育園入園内定通知が届く ⑧面接・健康診断 ⑨入園・利用開始 ⑩ならし保育

●保育園の入園申し込み手続きで必要となる書類は複数あり余裕を持って準備

●「途中入園」の申し込みは時期や手続き方法を事前に要確認

保育園申し込みに関する基礎知識

具体的な流れを見ていく前に、保育園の申し込みに関する
基礎的なことを押さえておきましょう。

 

●保育園に入園可能な年齢

保育園に入園できる年齢は、一般的に0歳から就学前の6歳までになっています。早いところでは生後43日から受入れをしている園もありますが、労働基準法により産後8週間は就業でいないため、多くの園では生後57日目以降となります。ただし、保育園によっては「生後3ヵ月~」「生後6ヵ月~」などの受入れ開始月齢異なります。さらに0歳児保育を実施していない保育園もあります。そのため入園希望の保育園を選ぶ際、入園させたい時期や施設の入園可能な月齢の確認をしておきましょう。

●保育園の入園申し込みの時期

保育園の入園申込の時期は入園を希望する月によって異なります。自身が入園を希望する月に合わせて前もって確認しておきましょう。ここでは保育園の入園申込時期について認可保育園と認可外保育園に分けて説明いたします。

・認可保育園の場合

認可保育園の4月入園を希望している場合は前年度の10月~13月頃の申込が一般的です。4月入園を希望する方が多いため、多くの自治体では広報誌やHPで4月入園に向けての入園申請受け付け開始について案内しています。詳しい日程は自治体によって異なるため、ご自身のお住まいの自治体の受付期間を確認しておきましょう。

・認可外保育園の場合

認可外保育園では1年を通して入園申込を受け付けている園がほとんどです。ただし、受付の時期や募集人数は保育園によって制限を設けていることもあります。4月入園の申請は、認可保育園と同様に前年度から受け付けを開始している保育園もあります。具体的な申し込み時期や空き状況については、入園を検討している保育園のホームページ等で情報を確認するか、保育園に直接問い合わせて確認しておきましょう。

 

保育園申し込み手続き~入園までの流れ

保活をスムーズに進めるためには、まず申し込みの流れを把握することが第一歩です。そのうえで計画的に動くことが重要です。以下に、一般的な保育園への申し込み手続きから入園までの流れを説明します。

①情報収集・自治体への相談 

まずは情報収集からスタートします。保活を上手に進めていくは情報収集が大切です。インターネットでの検索を活用し、保育園の情報を検索することも情報収集の手段として有効ですが、自治体の保育課への相談がよりスムーズに保活を進めることができます。自治体の窓口では保活全般の相談が可能で、保育園の情報や空き情報・待機児童について入園申込のスケジュールや必要な書類・自身の点数など保活に必要な情報を収集することができます。保活のスタートには自治体の保育課への相談をお勧めします。

②保育園の候補をピックアップ

収集した情報に基づき、見学したい保育園をリストアップし、優先順位をつけていきます。また、待機児童が多いエリアでは、早めに手続きを進めても必ずしも入園できるとは限らないため、他の選択肢も検討しておくとよいでしょう。保育園候補をピックアップする際は広範囲で保育園を探していきましょう。自宅近くや職場の近くなど、広範囲で保育園を探し複数の候補を見つけるようにしましょう。通勤や生活の利便性なども考慮し保育園の候補をピックアップしましょう。

③保育園の見学・空き状況の確認

リストアップした保育園や気になる保育園が決まったら園見学に申込をしましょう園見学の申込は認可保育園・認可外保育園関係なく、直接園に問い合わせを行います。入園前の園見学は必ずしも必須ではありませんが、実際に園に足を運び、通う際の経路の確認したり、保育園の普段の保育や子どもたちの様子、職員の対応などを知ることができます。保育園選びを公開しないようHPやパンフレットの情報だけでなく実施に自身の目で見て決めることをお勧めいたします。また園見学は必須ではないと上記記載しましたが、自治体によっては園見学が必須の自治体もあります。これは情報収集の際必ず確認しておくとよいでしょう。空き状況は各自治体のHPで入園申込が開始する時期に公開されます。申し込み予定の保育園の空き情報は必ず確認しておきましょう。

④必要な書類の準備

入園申込みには、さまざまが書類の提出が必要となります。書類を用意するのにも多くの時間がかかります。自分で作成できるものの他、職場などに依頼すべき書類もあります。職場に依頼して準備する書類は作成に時間がかかることがあるため、自治体から保育園の募集要項が発表されたら早めに職場へ依頼しておきましょう。認可外保育園の場合は希望する園ごとに申請書類が必要になるため、複数の園に申し込みをする場合は書類が混ざってしまわないように気を付けましょう。

⑤入園申し込み手続き・書類の提出

入園の希望時期に合わせて入園申込書類を提出します。認可保育園への入園申し込みの場合は自治体への提出となります。自治体の保育課に直接書類を持参して提出、もしくは郵送での提出が可能です。ただし郵送の場合は不備に気づかないまま書類を提出してしまう可能性もあるため、一度保育課に訪問し内容の確認をしてもらうとよいでしょう。

⑥利用調整(選考)等

入園希望者からの提出書類に基づき、保育の必要性の認定が行われます。認定が完了したのち、利用希望に沿って利用調整が行われます。申し込み者数が受入れ可能人数を超えた場合は、点数が高い順に入園が決定されることが一般的となっています。利用調整の基準などは各自治体のホームページに記載されているため自治体がどんな基準で調整しているのかが分かります。保育園の利用調整は保育の必要性を精査し、各自治体の基準に則り公平に行われるよう工夫されています。

⑦保育園入園内定通知が届く

4月入園希望の場合は一般的に1月~2月頃に入園可否の通知が届きます。通知にはどの園に入園できるのかも記載されているため、第一希望での入園が叶わないこともあるため、入園できる園名はきちんと確認をしましょう。年度途中での入園希望の場合は、入園希望付きの前月の中旬頃に通知がくることがほとんどです。もし府承諾通知が届いた場合は二次募集への応募などの対応が必要となってきます。

⑧面接・健康診断

内定後には入園する園で面談や説明会、健康診断を行います。面談や説明会では入園準備に必要なものや入園後の生活についてなど気になること等確認しておきましょう。ただし、入園が内定しても面談・健康診断の結果により集団保育ができないとなってしまった場合、そもそも期日までに面談・健康診断を受けられなない場合などによっては、内定が取消しとなる場合もあるため期日等には十分注意しましょう。

入園・利用開始

集団保育が可能と認められたら、入園が確定します。認可保育園と認可外保育園、幼稚園等を同じ月に複数在籍すること(二重在籍)はできません。他の保育施設等を利用している場合は、入園月の前月までに退園しておく必要があります。利用開始日は基本毎月1日となり、入園直後は「なれ保育」を行います。

⑩なれ保育

保育園に入園してすぐは慣れない環境で一日過ごすことはお子様にとって大変な負担となるため、まずは「なれ保育」からスタートします。お子様の負担軽減のため保育園との話合いをし、保育時間を徐々に伸ばしていきます。慣れ保育の期間はお子様の個々によって異なりますが、通常は1~2週間ほどかけて行いますが、お子様の状況によってはそれ以上かかることもあります。慣れ保育は、お子様が保育園にスムーズに適応できるようにするための期間です。この期間中、お子様は徐々に保育園の環境やルーティンに慣れていきます。担任とコミュニケーションを取りながら、お子様の様子を見守って進めていきましょう。慣れ保育期間中はお迎え時間が早くなったり、時間が異なります。お迎え時間を間違えないよう注意しましょう。

 

 ●保育園の入園申し込み手続きで必要となる書類

ここからは保育園の入園申し込み手続きで必要となる書類について解説していきます。保育園の申込をする際には様々な書類を提出する必要があります。自治体が発行する保育園の募集要項や入園の手引きに必要書類の記載があるため、事前にきちん確認しておきましょう。 

・全員に提出が求められる書類
 申し込みをする全員に提出が求められ書類についてまずは紹介いたします。
 東京都品川区の保育園のご案内に記載のある書類を例としてあげていきます。

・保育認定申請書 兼 保育所等利用希望申請書(必須)

・入転園確認表(必須)

・重要事項確認書兼同意書(必須)

・きょうだい入園(転園)条件確認表(複数の児童を申請する場合のみ)

・勤務(内定)証明書 (雇用されている・内定が出ている場合)
 ※親族の経営する会社に勤務する場合も含む

・就労状況申告書および就労を証明する書類(自営業・経営者・役員等)

各書類について必要な項目を記入し提出出来るよう作成をしましょう。品川区ではHPから書式はダウンロード可能です。ご自身のお住いの自治体もHPからダウンロード可能かどうか
自治体のHPを確認しておきましょう。

※保育認定申請書 兼 保育所等利用希望申請書とは
 保育認定申請書 兼 保育所等利用希望申請書とは保育の必要性の認定を受けるための申請書を指します。保育認定を受けなければ保育園の利用ができないため、申込みをする全員が提出する必要があります。

 ※勤務(内定)証明書・就労状況申告書および就労を証明する書類とは
 保育を必要とする状況を証明するための書類となります。保育園に通うことができる認定をうけるために、保育を必要とする状況を証明する書類を提出します。

品川区では就労証明書の標準様式を活用していますが、利用調整常証明項目が足りていないため独自に項目が追加されています。標準様式で就労証明書を提出した場合、自治体により項目の不足が発生する場合があります。自治体の独自書式があるかどうか事前に確認しておきましょう。例にあげた品川区はHPより品川区所定の様式はダウンロード可能です。 

・必要に応じて提出すべき書類

全員必須で提出する書類の他、必要に応じて提出すべき書類があります。この書類は人によって違いがありますので、上記同様品川区を参考に紹介いたします。

・認証保育所または認可外保育施設等に通っている場合・・受託証明書

・ひとり親世帯の場合・・ひとり親世帯であることを証明する書類

・児童に障害がある場合・・主治医・保護者作成書類・障害者手帳などの書類

・これから生まれる予定の児童の申込の場合・・親子健康手帳の写し・同意書

・区外からの申請の場合・・品川区外からの申請に伴う確認表
               本人確認書類・申請児童の確認書類

・生活保護を受給している方・・生活保護受給証明書

上記書類の他保育士や医療機関勤務の医師や看護師での勤務に該当する方等様々別途必要な書類の提出が必要となるケースもあるため、当てはまるものがあるか確認しておきましょう。書類の取得日等に前月1日以降に取得したものと取得日に決まりを設けている場合もあるため、提出スケジュールに合わせ準備を進めましょう
※自治体により書類の名前が異なる場合があることがありますので、ご注意ください。

参照元:品川区保育園のご案内(令和6年4月版) 
保育園のご案内(令和6年4月版)|品川区 (city.shinagawa.tokyo.jp)

保育園の「途中入園」の申し込みの流れ・手続き

年度初め以外でも保育園への途中入園や転園は可能です。ただし、募集人数が少ないこともあるため、希望すればいつでも入園できるわけではないことは認識しておきましょう。自治体や保育園によっても途中入園の受付期間は異なるので、事前の確認をきちんと行っておきましょう。一般的には入園希望付きの2か月前から2週間前までが申込期間の場合が多いです。また認可保育園や認可外保育園と保育園によっても変わってくるため、認可保育園・認可外保育園と分けてもう少し詳しく解説していきます。

 

●認可保育園の場合

途中入園の手続きは自治体の保育課などの窓口へ申請します。入園申請手続きなどに必要な書類は4月入園と同様の書類の提出が必要です。途中入園では必ず空き状況を確認し、希望している保育園に空きがあるのか申請前に必ず確認しましょう。

●認可外保育園の場合

認可外保育園は保育園に直接申し込むところがほとんどです。ただし地域によってはまずは入園を希望する保育園に直接お問い合わせをしてみましょう。途中入園を検討している旨を伝え、保育園への園見学の予約をいれ訪問しましょう。園によって手続きの詳細や入園料・保育料等様々異なるため、注意が必要です。園見学の際質問できるよう気になる点などあらかじめ準備しておくとスムーズです。直接申し込みがほとんどと記載しましたが、地域によっては自治体の窓口への申込が必要な場合もあるため、園見学の際確認するとよいでしょう。

 

認可保育園に入れなかった場合の対処法

認可保育園を希望する方が多い分、エリアによっては待機児童が多い所もるため、規模している認可保育園にスムーズには入れるとは限りません。認可保育園だけでなく認証保育所(東京都)・認定こども園・認可外保育園・プリスクールなど検討範囲を広げ預け先を探してみましょう。また一次募集で入園できなかった場合でも辞退者等が出た際二次募集が行われます。二次募集に申請する際は希望する保育園の条件を見直したり、通える範囲を広げたり再検討し応募しましょう。そのほか育休の延長やベビーシッターの利用・自治体によって設置されている保育コンシェルジュの利用し家庭の事情に合った保育サービスの情報提供やアフターフォローを受けてみる等いくつかの対処法があります。これらの方法を組み合わせて、最適な解決策を見つけていきましょう。

保育園申し込みの流れを把握し、余裕を持って準備を!


保育園の申し込みは、多くの情報や手続きを伴うため、事前の準備と計画が大切です。申請書類の準備や必要な証明書の取得など、漏れがないよう注意しましょう。また、各自治体でスケジュールが異なるため、必ず確認し、余裕を持って行動することが重要です。これらのポイントを押さえて、スムーズな保育園申し込みを目指しましょう。

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